retro-workspace
インシデント・会話から再利用可能な知見を抽出し、現在の workspace / repository の設計資産・automation 資産へ最小差分で反映する CLI / Scout 向け SKILL。VS Code では同名 prompt を使う。判定とフローはこの SKILL 内で完結させ、他の skill / prompt に委譲しない。
When to Use
- 使う: バグ解決後 / 再発時 / workspace 設計ギャップ発見時
- 使う: 既存手順より安全・再現可能・高速な script / task / helper へ昇格すべき改善を見つけたとき
- 使う:
.github/**、AGENTS.md、repo 固有 instructions / prompts / agents / hooks、scripts、tasks への反映 - 使わない: typo のみ / 環境固有問題のみ / User Data /
~/.copilot(個人グローバルは別の retro が担当)
入力
エラーログ / Git diff / 会話履歴 / ターミナル履歴のいずれか 1 つ以上。なければ追加要求して停止。
Workspace 検出(反映先決定)
VS Code と違い、CLI / Scout は workspace(プロジェクトフォルダ)外で実行されることがある。知見抽出の前に反映先を決める。
- 現在地が workspace 内か判定する: CWD かその親に
.git/.github//AGENTS.mdのいずれかがあれば workspace とみなす - workspace あり: その repo ルートを反映先にして通常フローを進める
- workspace なし: 自動でファイルを作らず、ユーザーに確認する
- 選択肢を提示: (a) この知見を残すプロジェクトフォルダを新規作成する / (b) 反映せず handoff(知見だけ提示) / (c) 既存の別フォルダを指定する
- (a) を選んだ場合のみ、最小のプロジェクトフォルダ(kebab-case slug の
README.md+.github/雛形)を作成し、そこを反映先にする。作成場所は確認する - 確認なしに勝手にフォルダを作らない
Mode
- 既定は
safe-auto。workspace scope が明確で、既存資産への小〜中規模更新で済む場合は確認なしで反映してよい review-only/確認だけ/dry-run/プレビューが明示された場合だけ、変更案の提示で停止する- scope 曖昧、大規模削除、公開・同期範囲変更、高リスクな実行コード / hook 変更、workflow の意味変更、secret / 個人情報 / 環境固有値の扱いに迷う場合だけ確認で停止する
Scope Gate
- 反映先は
AGENTS.md、.github/**、repo 固有 scripts / tasks / helpers に限定する - secret / 認証情報 / 個人情報 / 顧客情報 / ローカル絶対パス / 端末固有値 /
/memories/**は反映しない - User Data /
~/.copilotは scope 不一致として停止する .github/skills/**は直接編集せず、SKILL 向きなら提案して停止する
Edit Rules
- 新規ファイルより既存への統合を優先し、
削除 → 統合 → 分離 → 追加の順で検討する - 圧縮は AI が判断できる最小情報を主目的にし、人間向け可読性は二次とする
- 冗長説明は圧縮するが、根拠 URL と非自明手順は残す
- 同じ Learning / Evidence / Impact を言い換えて繰り返さず、1 論点 1 塊でまとめる
AGENTS.mdと.github/copilot-instructions.mdのような入口ファイルは役割過多を先に疑う- script / task 化は、再利用価値・検証可能性・影響範囲の狭さが揃う場合を優先する
実行手順
0. Pre-Flight Inventory
知見抽出に入る前に、反映先候補を inventory する。どの .instructions.md / tasks.json / scripts/ / AGENTS.md が受け皿になりそうか、適用される scope gate は何かを先に見る。これで scope を早めに定め、複数ファイルへの分散反映や既存資産との重複を防ぐ。
1. 知見抽出
- 設計原則、workflow、context、automation 改善、繰り返し指示の既定化を優先して拾う
- 1 件ごとに Learning / Evidence / Impact を作る
2. 変更案作成
- 優先度: Impact x Recurrence(P1/P2/P3)
- まず既存 workspace 資産へ統合できるかを確認する
- script / task 化が適切なら既存 runner や script directory を優先する
- レポート/HTML化で実画面を扱う場合は、actual UI screenshots と生成した evidence view を明示的に分け、Teams/チャット等の共有画面は投稿先・ユーザー・チャネル・URL周辺をマスクしてから反映する
- entry file では追加より先に圧縮を検討し、
AGENTS.mdと.github/copilot-instructions.mdの役割差分を崩さない - safe-auto では最小差分で反映し、review-only と Gate 停止時だけ提案に留める
3. 反映 + 必要時承認
- safe-auto で編集する
- 確認が必要な条件に該当する場合だけ、対象・理由・影響を示して承認後に反映する
3.5. 肥大化チェック(反映後)
反映後、DRY 違反・冗長表現・重複定義があれば圧縮・削除・分離する。
Example Report
# Retro: [Title]
- Target workspace: <repo root | 新規作成したフォルダ | handoff>
- Learnings: ...
- Changes: ...
- Gate: pass / stop reason
Stop: 知見なし / ユーザー拒否 / Gate 失敗 / handoff-required / review-only / workspace 未確定