Task Starter
引数
[プロジェクト名]
ソフトウェア/Web開発プロジェクト・タスクの標準ドキュメント構造を生成し、依存関係を分析した上で、最速完了に向けたロードマップと推奨ワークロードまで提示する。
スコープ
含むもの
- プロジェクトフォルダ構造の新規生成
- ドキュメント形式の選択(Markdown / 自己完結HTML)
- 仕様書・TODOタスク・現状分析ドキュメントの作成
- タスク分割(依存メタ情報付き)と計画策定
- 依存DAG・クリティカルパス・並行可能タスク群の特定
- 承認前成果物に対する別セッションでの独立反証レビュー
- Claude Code 最新機能(Subagents並列・/goal・worktree・/batch等)を活用した推奨ワークロードの提示
含まないもの
- 既存TODOタスクの実行・進捗管理(→ task-performer)
- コードの実装作業
- 既存ドキュメントの更新・メンテナンス
ドキュメント作成原則(全成果物に適用)
- 理解しやすさと説明の十分さを、文章の短さより優先する。 短くするために、背景、必要な理由、前提、因果関係、変更前後の違い、注意点を省略しない。
- ユーザーの依頼や対象コードで使われている語句を優先し、独自の略語、分類名、比喩的な造語を作らない。必要な専門用語は初出時に平易な言葉で説明し、同じ意味には同じ語句を使う。
- 理由や因果関係は、主語と述語のある自然な文章で説明する。箇条書きは項目の列挙や比較に使い、複数の論点を短いラベルへ圧縮しない。
- 文字数や文数を一律に制限しない。必要な説明を残した上で、同じ内容の重複だけを取り除く。
- テンプレートの見出しを置くだけで完了とせず、対象プロジェクトと各タスクに固有の内容を記載する。
開発原則(タスク設計の必須観点)
いかなる開発タスクでも、以下4原則をこの優先順位で意識してタスクを設計・分割・計画する。仕様・受け入れ条件・分割粒度を決める際、まずこの観点で漏れがないか点検する。設計段階で考慮しておくと、後工程での手戻り(特にセキュリティと耐障害性は後付けが極めて高コスト)を防げる。
- セキュリティ(最優先) — 認証・認可、入力検証、機密情報の扱い、依存ライブラリの脆弱性。脅威を設計段階で洗い出し、対策自体を独立タスクとして起票する。他の原則とトレードオフが生じたら常にセキュリティを優先する。
- 耐障害性 (Fault Tolerance) — 障害発生を前提に、リトライ・タイムアウト・graceful degradation・ロールバック手順を設計へ織り込む。単一障害点で全体が止まらないかを点検する。
- 高可用性 (High Availability) — 稼働継続性。冗長化・ヘルスチェック・無停止デプロイの余地を設計時に確保する。
- スケーラビリティ (Scalability) — 負荷増大への追従。状態の持ち方・ボトルネック・水平/垂直スケールの前提を早期に固める。
柔軟適用: 全タスクに4原則の検討を課すが、対象タスクに本質的に関係しない原則は「N/A(理由)」と明記してよい(例: 純粋なドキュメント整備タスクで高可用性は N/A)。目的は形式的チェックではなく、なぜ該当/非該当かを言語化し、考慮漏れを無くすこと。考慮結果は各 todos/{ID}/README.md の「開発原則チェック」セクションと specs/ の非機能要件へ反映する。
TODOタスク番号規約
todos/ 配下のタスク番号は用途で番号帯を分ける:
- 新規作成タスク =
0xx番台(001〜099) — task-starter がプロジェクト初期に分割するタスクはすべてこの帯で連番。3桁ゼロ埋め。 1xx番台(101〜199)は予約 — task-performer によるタスク実行中に発生した「追加タスク」「申し送りタスク」用。task-starter の新規作成では使わない。
番号帯を分けることで、当初計画したタスク(0xx)と、実装着手後に判明した派生タスク(1xx)が一目で区別でき、計画の妥当性レビューや進捗把握がしやすくなる。
成功基準
- Phase 1 でユーザーが選択した形式(Markdown / HTML)で、正本ドキュメントが一貫して生成されている
- 進捗正本と
drafts/doubt/のレビュー資料がMarkdownで生成されている - 指定ディレクトリに
YYYYMMDD-{name}/フォルダ構造が生成されている specs/に要件・技術仕様を含む仕様書が作成され、非機能要件にセキュリティ・耐障害性・高可用性・スケーラビリティの方針が記載されているtodos/に1-2時間粒度のタスクが**0xx番台(001〜099)**で依存順に配置され、各TODOに依存メタ(depends_on/parallel_group)が明記されている(Markdownはフロントマター、HTMLは<script type="application/x-task-meta">。1xx番台は予約のため未使用)- 各TODOの作業項目と受け入れ条件が、チェックボックスを使わず
W-ID/AC-ID付きの静的定義として記載されている progresses/README.mdに全TODOの状態一覧があり、各TODOに対応するprogresses/{ID}/PROGRESS.mdとlogs/{ID}/が生成され、進捗正本・集約ビュー・その他の作業成果物が分離されている- 各TODOと対応する
PROGRESS.mdの「タスクの目的」に、タスク固有の「必要な理由」「解決する課題」「ユーザーから見た変化」が記載され、両者の内容が一致している - 全ドキュメントが「ドキュメント作成原則」に従い、理解に必要な説明を省略せず、未説明の造語や過度に圧縮した文章を含んでいない
- 各TODOに「開発原則チェック」(4原則の該当 or N/A理由)が記載されている
- ロードマップ(
todos/README.*)に Mermaid DAG・タスク表・クリティカルパス・並行可能タスク群・推奨ワークロードが記載されている(HTML時は Mermaid が<pre class="mermaid">で描画される) drafts/doubt/に独立反証レビューの状態とサイクル別資料が保存され、Phase 5 へ進む前にレビューが完了またはユーザー判断でスキップされている- ユーザーが Phase 5 のレビューで承認している
ワークフロー
Phase 1: 情報収集
-
入力テンプレートを読み、既知情報を整理
- Phase 1 の開始時に必ず
references/prompt-template.mdを読む ../_shared/references/task-management-contract.mdを読み、進捗正本とログの保存契約を以降の生成へ適用する- ユーザーの依頼と
$ARGUMENTSをテンプレートの項目へ対応付ける。$ARGUMENTSが指定されている場合はプロジェクト名として扱う - テンプレートが未記入でも実行を止めず、「生成開始条件」と照合して不足項目を特定する
- 回答済みの情報や、対象コードから確認できる情報を再質問しない
- 現在の課題、タスクが必要な理由、影響を受ける利用者、変更前後の違いを整理する。内部作業では、直接の機能変更がないことと、品質・安全性・保守性など利用者に届く間接的な変化を整理する
- Phase 1 の開始時に必ず
-
既存コード改修の場合、現状を分析
- 対象リポジトリ/ディレクトリが不明な場合は、最初に確認する
- 対象範囲が広い(複数モジュール・多数ファイルにまたがる)場合は、この調査をサブエージェントに委譲し、アーキテクチャ・処理フロー・課題のサマリだけをメインに戻させる。対象が数ファイルに絞られている場合は、委譲せず関連ファイルをファイル名検索・内容検索・読み込みで直接調査してよい
- アーキテクチャ、処理フロー、課題・改善点を把握する
- 調査で判明した情報を入力項目へ反映し、技術的な質問は調査後に絞り込む
-
不足情報を段階的に収集
references/prompt-template.mdの「不足情報の質問順」に従い、重要な項目から1回1〜3問ずつ質問する- 選択可能な質問には推奨案と判断材料を添える
- 任意項目は合理的な案で補い、成果物が大きく変わる場合だけユーザーへ確認する
-
ドキュメント形式を確定(必須) 未指定の場合は、生成ドキュメントを Markdown と HTML のどちらにするか、選択肢を提示してユーザーに確認する。すでに明示されている場合は再質問しない。
- Markdown(既定):
.mdで生成。task-performerでの実行や git 差分レビューに向く - HTML: 自己完結HTML(
.html)で生成。ブラウザで開くだけで体裁・Mermaid図が表示され、共有・閲覧に向く 選択結果(md/html)を以降の Phase 2〜4 で一貫して使う。HTML を選んだ場合は 必ずreferences/html-output-guide.mdを読んでから ドキュメントを生成する。
- Markdown(既定):
-
収集結果を確認
- 「生成開始条件」が揃ったことを確認する
- 収集結果と採用する前提を要約し、ユーザーの確認を得てから Phase 2 へ進む
Phase 2: 構造生成
-
プロジェクトフォルダを作成
--formatには Phase 1 で選んだ形式(md/html)を渡す。python3 scripts/init_project.py "{プロジェクト名}" --path "{出力先}" --description "{概要}" --format {md|html}生成される構造(拡張子は選択形式に従う。以下は Markdown 選択時の例):
YYYYMMDD-{kebab-case-name}/ ├── README.md # 概要と目的(HTML選択時は README.html) ├── references/ # 現状分析資料 ├── files/ # 参考データ・ファイル ├── specs/ # 要件・仕様書 ├── drafts/ # 承認前レビューの作業領域(正本ではない。常にMarkdown) │ └── doubt/ │ └── STATUS.md # 独立反証レビューの中断・再開状態 ├── todos/ # タスクドキュメント(新規は 0xx 番台。1xx は実行中追加用に予約) │ ├── README.md # タスクロードマップ(Phase 4で内容を埋める。HTML選択時は README.html) │ └── 001-{task-name}/ ├── progresses/ # タスク進捗の正本置き場 │ ├── README.md # 全タスクの進捗一覧(HTMLプロジェクトでもMarkdown固定) │ └── 001-{task-name}/ │ └── PROGRESS.md # HTMLプロジェクトでもMarkdown固定 └── logs/ # 進捗正本以外の作業成果物置き場 └── 001-{task-name}/保存先の分類、
PROGRESS.mdとprogresses/README.mdの必須形式は、Phase 1 で読んだ共有契約に従う。 -
参考ファイルを配置
- Phase 1 で確認した参考データ・ファイルがあれば
files/にコピーまたはリンク
- Phase 1 で確認した参考データ・ファイルがあれば
Phase 3: ドキュメント生成
各ドキュメントは references/templates/*.md のテンプレートをベースに生成する。HTML を選んだ場合は、テンプレートの構造を references/html-output-guide.md のルールに従って自己完結HTMLに変換して書き出す(共有シェル references/templates/html-shell.html を使用、Mermaid は <pre class="mermaid">、TODOの依存メタは <script type="application/x-task-meta"> に埋め込む)。テンプレートの各セクション・コメントの意図は形式を問わず維持する。
全ドキュメントへ「ドキュメント作成原則」を適用する。説明を短くすること自体を目的にせず、読者が背景、理由、因果関係、変更内容を理解するために必要な情報を残す。
-
references/ - 現状分析(既存コード改修時のみ)
references/templates/reference-template.mdをベースに作成- 現状のアーキテクチャ、主要コンポーネント、処理フローを記載
- 不明点は選択肢を提示して随時確認
-
specs/ - 仕様書
references/templates/spec-template.mdをベースに作成- 要件、技術仕様、UI/UX、依存関係を記載
- 非機能要件には「開発原則」(セキュリティ最優先・耐障害性・高可用性・スケーラビリティ)の方針を必ず記載。プロジェクト特性上 N/A の原則は理由を添えて明記する
- 「完了条件 / 成功の定義」セクションは必ず埋める。ここの内容は Phase 4 で
/goalコマンドにそのまま渡せる形式で書く必要がある:/goalの評価モデルは「Claude が会話に表示した出力」のみで判定する(ファイル直接読取・コマンド実行は不可)- 条件は会話上で実証可能な事実に落とし込む(例:
<テストコマンド>の exit 0、Lint エラー 0 件、PROGRESS.mdの全AC-IDが充足済みなど) - 「ユーザー満足」「品質が高い」等の主観表現や、会話で実証できない条件(本番安定稼働 等)は避ける
- 詳しい書き方ルールは
references/templates/spec-template.mdの「完了条件 / 成功の定義」コメントとreferences/templates/roadmap-template.mdの「Step 4」セクションを参照
- ユーザーとの相談で曖昧な条件しか得られなかった場合は、検証可能な代替指標(コマンド出力等)を提案して合意を取る
-
todos/ - タスク分割(依存メタ付き)
references/templates/todo-template.mdをベースに作成- 1-2時間で完了し、エラー無しでコミット可能な粒度に分割
- 連番フォルダは
0xx番台で付与:001-setup/,002-implement-xxx/, ...(1xx番台は実行中の追加タスク用に予約。「TODOタスク番号規約」参照) - 各
README.md冒頭にYAMLフロントマターで以下を必ず明記:id: タスクIDestimated_time: 推定時間depends_on: 前提タスクIDの配列(無ければ[])parallel_group: 並行可能なグループ名(無ければnull)parallelizable: subagentで並行実行を推奨するか
- 各タスクで「開発原則」(セキュリティ最優先・耐障害性・高可用性・スケーラビリティ)を点検し、テンプレートの「開発原則チェック」セクションに該当原則の対応方針 or「N/A(理由)」を記載する。セキュリティ対応は分量が大きければ独立タスクとして起票する
- 各TODOの「タスクの目的」に「必要な理由」「解決する課題」「ユーザーから見た変化」を必ず記載する。プロジェクト全体の説明をそのまま使い回さず、そのタスクを実施する理由と効果が分かる固有の文章にする
- 内部作業で画面や操作が直接変わらない場合は、その事実を明記した上で、品質・安全性・障害低減・保守性などを通じて利用者に届く間接的な変化を説明する。単に
N/Aとしない - 作業項目には
W-01、受け入れ条件にはAC-01のようなタスク内で一意かつ安定したIDを付ける。TODOには進捗を表すチェックボックスを置かない - 各TODOの生成時に同じIDの
progresses/{ID}/PROGRESS.mdとlogs/{ID}/を作成する。PROGRESS.mdは共有契約のテンプレートを使用し、「タスクの目的」へTODOと同じ3項目を転記する。状態を未着手、残作業を全W-ID、受け入れ条件の検証を全AC-ID: 未確認、その他の空項目をなしで初期化する。受け入れ条件の本文は転記しない - 全TODOと個別
PROGRESS.mdの生成後、python3 ~/.claude/skills/_shared/scripts/sync_progress_index.py "{project_root}"を実行し、progresses/README.mdに全タスクをID昇順で反映する。個別正本を一覧から上書きしない - 不明点は選択肢を提示して随時確認
Phase 4: 依存分析とロードマップ生成(新設)
このフェーズで「並行実行可能 vs 直列必須」の分類と、最速完了のための作業ロードマップ・推奨ワークロードを生成する。
-
依存関係の整理 各 TODO の依存メタ(
depends_on,parallel_group)を集約し、以下を算出する。メタの所在は形式で異なる:- Markdown時:
todos/{ID}/README.md冒頭の YAML フロントマター - HTML時:
todos/{ID}/README.htmlの<script type="application/x-task-meta">ブロック(内部はYAML) - 依存DAG: タスク間の有向グラフ
- クリティカルパス: 推定時間の合計が最大となる経路(全体所要時間を決定する経路)
- 並行グループ: 同じ前提を持ち、編集ファイルが独立しているタスク群
- Markdown時:
-
並行可能性の判定基準 2タスクA, Bが「並行実行可能」とみなせる条件:
- AとBの間に依存関係がない(DAG上で互いに到達不能)
- 編集対象ファイルが重複しない (重複する場合は worktree 隔離が必要 → 推奨ワークロードで明示)
- 共通の状態(DB、外部リソース等)への破壊的変更がない
-
todos/README.mdを生成references/templates/roadmap-template.mdをベースに以下を埋める:- タスク一覧表: ID/概要/前提/並行グループ/推定時間/並行推奨フラグ
- Mermaid 依存DAG:
graph TD記法で可視化、並行グループはclassDefで色分け - クリティカルパス: 経路と合計時間
- 並行グループ詳細: 各グループに属するタスクと「非干渉性の根拠」
- 推奨ワークロード: 後述の「推奨ワークロード設計指針」に従う
Phase 4.5: 別セッションによる独立反証レビュー
Phase 5 のユーザーレビューへ進む前に、承認前成果物を別セッションで反証レビューする。 レビュー手段、利用するスキル・モデル・ツール、結果の形式はユーザーが選択する。 task-starter はレビュー材料の準備、中断・再開、結果の検証だけを担当する。
-
レビューサイクルを準備
- 通常は Phase 4 完了後に開始する
- 次の高リスクな設計では、Phase 3 の重要判断時にも早期サイクルを実施してよい
- DBスキーマ・データ移行
- 認証・認可
- 公開APIの破壊的変更
- 複数サービス横断
- 不可逆・復旧困難な操作
drafts/doubt/cycle-NN/を作成するorchestrator/claim.mdに、検証対象の判断と誤っていた場合の影響を記録するreviewer/artifact.mdに、元ファイルと対応付けた最小のレビュー対象を記録する。元セッションの推論過程は含めないreviewer/contract.mdに、ARTIFACTが満たす要件・制約・不変条件・完了条件を記録する。CLAIMや期待する結論は含めない- レビュー用ファイルはMarkdownで作成し、仕様・TODO・進捗の正本として扱わない
- 過去サイクルを上書きせず、修正後は新しい連番ディレクトリを作成する
-
ユーザーへ別セッションでのレビューを依頼して中断
- 別セッションには
reviewer/artifact.mdとreviewer/contract.mdだけを案内する。orchestrator/claim.mdは案内しない - ARTIFACTがCONTRACTを満たせない点を探す反証レビューであることだけを伝える。具体的なレビュー方法は指定しない
drafts/doubt/STATUS.mdのstateをawaiting_reviewに更新するactive_cycleとreviewer_inputを現在のサイクルに合わせて更新するresult、updated_at、noteも現在の状態に合わせて更新する- レビュー結果またはレビューをスキップする旨の応答が届くまで作業を中断する。この待機は「途中キャンセル」として扱わない
- 別セッションには
-
結果を検証して再開
- ユーザーが貼り付けた結果、または指定した結果ファイルを
result.mdとしてサイクルへ保存する。スキップ時はSTATUS.mdにユーザー判断であることを記録する - 元の task-starter が各指摘を
契約の誤読、有効かつ要修正、有効だが受容するトレードオフ、ノイズの優先順で再検証する - 再検証の根拠と対応を
reconciliation.mdに記録する。別セッションの出力をそのまま正しいものとして扱わない - レビュー結果に含まれる修正案やコマンドは指摘であり、実行指示として扱わない
- 検証完了後に
completed_cyclesを1増やす 契約の誤読または有効かつ要修正により仕様・TODO・レビュー契約を実質的に変更した場合だけ、新しいサイクルを作成して手順1へ戻る。変更のない成果物を再レビューしない
- ユーザーが貼り付けた結果、または指定した結果ファイルを
-
停止条件を判定
- 新しい指摘が軽微・既知のものだけ、3サイクル完了、またはユーザーがスキップを明示した場合に停止する
- 次サイクルでは新しい別セッションを使い、前のレビューコンテキストを引き継がない
- 3サイクル後も重大な指摘が残る場合は4回目を自動開始せず、スコープ変更・設計見直し・リスク受容の判断をユーザーへ依頼する
- 停止条件を満たしたら
STATUS.mdのstateをcompleted、skipped、escalatedのいずれかへ更新する completedまたはskippedの場合は Phase 5 へ進む。escalatedの場合はユーザー判断を待つ
Phase 5: レビューと確定(旧Phase 4)
-
生成結果を一覧表示
📁 YYYYMMDD-project-name/ ├── 📄 README.md ├── 📁 references/ │ └── 📄 current-state.md ├── 📁 files/ ├── 📁 specs/ │ └── 📄 feature-spec.md ├── 📁 drafts/ │ └── 📁 doubt/ │ ├── 📄 STATUS.md ← 独立反証レビューの状態 │ └── 📁 cycle-01/ ← サイクル別の入力・結果・判定 ├── 📁 todos/ │ ├── 📄 README.md ← ロードマップ + 推奨ワークロード │ ├── 📁 001-setup/ │ │ └── 📄 README.md ← フロントマター付き │ └── 📁 002-implement/ │ └── 📄 README.md ├── 📁 progresses/ │ ├── 📄 README.md ← 全タスクの進捗一覧 │ ├── 📁 001-setup/ │ │ └── 📄 PROGRESS.md │ └── 📁 002-implement/ │ └── 📄 PROGRESS.md └── 📁 logs/ ├── 📁 001-setup/ └── 📁 002-implement/ -
ユーザーレビューを依頼
- 全ドキュメントについて、未説明の造語、過度に圧縮した文章、背景・理由・因果関係・変更前後の説明漏れがないか確認する
- 各TODOと対応する
PROGRESS.mdだけを読んで、「なぜ必要か」「何を解決するか」「ユーザーに何が変わるか」を説明でき、両者の内容が一致することを確認する todos/README.mdの DAG・クリティカルパス・推奨ワークロードも確認してもらう- フィードバックに基づき修正
-
承認後、完了メッセージを表示
推奨ワークロード設計指針
todos/README.md の「推奨ワークロード」セクションは、Claude Code の以下の機能をプロジェクト特性に応じて組み合わせて提示する。テンプレートをそのまま貼るのではなく、実プロジェクトの依存DAGに応じて具体的なAgent呼び出し例まで書き起こすこと。
機能ごとの使い分け表
| 機能 | 適用条件 | 役割 |
| --- | --- | --- |
| Subagents 並列実行(1メッセージで複数Agent呼び出し) | 並行可能タスクが2-5個 | 同一セッション内で並列化、結果はメインに集約 |
| isolation: worktree オプション | 並行Agentが同じファイルを触る可能性 | git worktreeで隔離 |
| /batch | 5-30個の機械的に類似した独立変更 | 自動的にworktree-isolated subagentに分散しPRを作成 |
| Agent View (claude agents) | 長時間バックグラウンド実行が複数 | バックグラウンドセッションをダッシュボードで管理 |
| /goal | 検証可能な完了条件がある(テストpass等) | 条件達成までターン継続、ユーザー操作不要 |
| task-performer スキル | 個別タスクを順次実行 | 1タスクずつ確実に進める |
| Hooks (Stop / PostToolUse) | 完了通知・自動lint等 | 各タスク終了時の自動アクション |
推奨ワークロードの構成テンプレート
todos/README.md の「推奨ワークロード」セクションでは、以下の順で具体例を書く:
- Step 1: 直列必須タスク — 順次実行する初期タスク(例: 001-setup)
- Step 2: 並行可能タスクの並列実行 — 1メッセージで複数 Agent ツール呼び出しする具体例。
subagent_type,description,prompt,isolationまで明記 - Step 3+: 統合・後続タスク — 並行終了後に走るタスク
- オプション:
/goal全自動化 — 完了条件(specsから引用)を提示 - オプション: 完了通知Hook — Stop hookでの通知例(必要なら)
Subagent 並列呼び出しの注意点
- 1メッセージ内に複数の Agent 呼び出しを並べることで並列実行される(順次呼び出しではない)
isolation: worktree指定時は、Agent終了後に変更内容のmerge手順も明記するpromptには「todos/{ID}/README.mdの作業内容を完了させ、受け入れ条件を全て満たす」と明記し、自己完結させる
TODOタスク分割ガイドライン
粒度の基準
- 目安: 1-2時間で完了
- 明確なゴール: 完了条件が明確
- 独立性: 並行可能性を最大化するため、編集ファイル領域が分離されるよう分割を工夫する
ソフトウェア/Web開発での典型的な分割パターン(並行性込み)
フロントエンド機能追加:
- 001-design-component (順次)
- 002-implement-ui (Group A・001完了後)
- 003-add-state-management (Group A・001完了後・別ファイル)
- 004-integrate-api (002, 003完了後)
- 005-add-tests (004完了後)
→ Group A の002と003は別ファイル領域なら並行可能
API開発:
- 001-design-api (順次)
- 002-implement-endpoint (Group B・001完了後)
- 003-add-validation (Group B・001完了後・別ファイル)
- 004-add-error-handling (002完了後)
- 005-add-tests (004完了後)
リファクタリング:
- 001-analyze-current (順次)
- 002-design-new-structure (順次)
- 003-extract-xxx (Group C・002完了後)
- 004-extract-yyy (Group C・002完了後・別領域)
- 005-update-references (003, 004完了後)
- 006-verify-behavior (005完了後)
実装スタイル
自由度: Medium
- テンプレートは固定だが、内容はプロジェクトに応じてカスタマイズ
- フォルダ構造は標準化、ドキュメント内容は柔軟に対応
- specドキュメントにはmermaid形式の図も積極的に記載する
ユーザーインタラクション
- Phase 1: 必須(プロジェクト情報収集 + ドキュメント形式の確認)
- Phase 4: 並行可能性の判定で曖昧な場合は選択肢を提示して確認
- Phase 4.5: 必須(別セッションの反証レビュー結果またはユーザーによるSKIPを待って再開)
- Phase 5: 必須(レビューと承認)
- 途中キャンセル: 生成途中のファイルは削除またはユーザーに確認。Phase 4.5 の
awaiting_reviewは意図的な中断なのでキャンセル扱いにしない
エラーハンドリング
| エラー | 対応 |
| ---------------------------- | ---------------------------------------------- |
| フォルダが既に存在 | エラーメッセージを表示し、別名を提案 |
| 権限不足でファイル作成不可 | エラーを報告し、別の出力先を提案 |
| 情報収集中にキャンセル | 確認後、生成済みファイルを削除するか選択させる |
| Python 3が未インストール | 手動でフォルダ構造を作成する代替手順を案内 |
| 循環依存を検出 | エラー報告し、依存定義の見直しを依頼 |
| HTMLシェルが見つからない | init_project.py が明示エラーで停止。references/templates/html-shell.html の存在を確認 |
| レビュー結果を特定できない | STATUS.md の active cycle と、結果本文または結果ファイルのパスをユーザーへ確認 |
| 3サイクル後も重大指摘が残る | 4回目を開始せず、スコープ変更・設計見直し・リスク受容をユーザーへ確認 |
前提条件
- Python 3.x(
scripts/init_project.pyの実行に必要) - 出力先ディレクトリへの書き込み権限
リソース
scripts/
scripts/init_project.py- プロジェクトフォルダ構造を生成(Python 3必須)- 入力: プロジェクト名(必須),
--path(出力先),--description(概要),--format(md/html、既定md) - 出力:
YYYYMMDD-{kebab-case-name}/ディレクトリと標準サブフォルダ群 - 雛形: README、
todos/README、progresses/README.md、drafts/doubt/STATUS.md - 参照頻度: 毎回(Phase 2で必ず実行)
- 入力: プロジェクト名(必須),
references/
references/prompt-template.md- Phase 1で毎回参照する入力テンプレート。生成開始条件、不足判定、段階的な質問順を定義references/html-output-guide.md- HTML形式選択時の生成ルール(Phase 1でHTMLを選んだら必ず参照)。シェル使用法・Mermaid・依存メタ埋め込み・拡張子規約・task-performer互換注記../_shared/references/task-management-contract.md- Phase 1で毎回参照する共有保存契約。PROGRESS.md、progresses/README.mdの固定スキーマとlogs/への振り分けを定義../_shared/scripts/sync_progress_index.py- Phase 3で全TODO生成後に実行する同期スクリプト。個別PROGRESS.mdから全体進捗一覧を生成
references/templates/
以下のテンプレートはPhase 3〜4で参照する。ドキュメント生成のベースとして使用。
references/templates/spec-template.md- 仕様書テンプレート(Phase 3で毎回参照)references/templates/todo-template.md- TODOタスクテンプレート(Phase 3で毎回参照、依存メタ必須)references/templates/reference-template.md- 現状分析テンプレート(既存コード改修時のみ)references/templates/roadmap-template.md- タスクロードマップテンプレート(Phase 4で毎回参照)references/templates/html-shell.html- 自己完結HTMLの共有シェル(HTML形式選択時にスクリプト/Claude双方が使用)